第4回 井戸端会議 開催概要

  • 第4回井戸端会議
    「アーティストと文化政策とNPOと 〜アーティストがいま考えていること」


    会 場    ココルーム
    アクセス   アクセスマップはこちら
    日 時    2007年5月19日(土) 13:00〜15:00(集合時間 12:50)
    定 員    30名(要事前予約)
    ゲスト    砂連尾理(コンテンポラリーダンス・コレオグラファ)
           ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(現代美術作家)
           ヤノベケンジ(現代美術作家)
           敬称略・五十音
    料 金    リンク会員:500円(1ドリンク付・団体は3名まで)
           一般:1,000円(1ドリンク付)
           カンパ自由
    趣 旨
    アーティストは日本の芸術文化政策について何をどう考えているの?
    日本では、過去、おもに行政が先導役となり、一部のアート専門家が日本の芸術文化活動を担ってきた。それは、美術館しかりアートフェスティバルしかり。
    いま、市民自治の時代を迎え、新たに市民ひとりひとりが当事者となって芸術文化事業を展開し、地域のアート活動を担うようになっている。そのひとつが、アートNPOの動きともいえるだろう。
    この新しい芸術文化の担い手たちは、これまでのアートの存在から、生活の中に、社会の中にアートを位置づけようとしている。この動きはアートの意味を変え、見方を変え、アーティストの活動範囲を増やすことに成功しつつある。アートNPOは、アーティストやアートを地域につなぎとめる役割を果たしているのだ。
    しかし、アーティストはアートNPOに対し懐疑的でもあると思う。アートNPOにとってアートはミッションを達成するための道具にすぎないのではないか?(たとえば、まちづくりなどの) アーティストはアートNPOの事業推進のための存在なのではないか?、と。

    活動が活発化しつつあるアートNPOは、いまメタミッションを共有するゆるやかなネットワークを結び、日本における公共文化政策の当事者としての主権を獲得しつつある。そして、アートNPOの連合体は、そのネットワーカーであるアートNPOリンクが主催する全国アートNPOフォーラムを通して、日本の公共文化政策に対して政策提言をおこなおうというところにまで到達してきた。

    一方の日本のアーティストたちは世界各地をフィールドに活躍し、世界中のさまざまなアートイベントやフェスティバル、フェアなどを経験している。言い換えると、世界各地の文化政策を体験し地域社会におけるアートの"あり方"に触れてきている。われわれアートNPOは、その経験豊かなアーティストの知恵と蓄積された知識を共有し、アートNPOとアーティスト、日本の公共文化政策とアーティストについてともに考える機会が必要と感じている。

    アートNPOがやろうとしている公共文化政策に関する提言をまえに、アーティストとの対話(ダイアログ)が必要ではないか、そういう思いから今回のアートNPOリンク井戸端会議を開催したい。


    プロフィール (敬称略)
    砂連尾理
    大学入学と同時にダンスを始める。
    1991年より寺田みさことダンスユニットを結成。
    自己と他者という人間関係の最小単位である『デュオ』という形態の中で、そこから生まれ出るハーモニーに着目し、人間の新たな関係性を模索した作品づくりを行なう。
    2002年3月「第1回TORII AWARD」大賞受賞。同年7月「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」ダブル受賞。
    平成16年度京都市芸術文化特別奨励者。


    ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
    ブブ・ド・ラ・マドレーヌ 1961年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業。
    1991年にダムタイプでの活動を開始、同時期にエイズ・ポスター・プロジェクトの設立に参加するなど、エイズ、セクシュアリティ、セックスワーク等に関する活動を始める。
    1993〜96年に出演したパフォーマンス「S/N」終了を機にダムタイプでの活動を休止。
    2002年ごろ、アーティストの持ち得る勇気について再発見。
    国内外で作品を発表し続けている。
    2007年2月からはHIV/エイズやセクシュアルヘルスに関するコミュニティスペースであるdistaの運営ディレクターを勤める。
    ここ数年関心があるのは、人間関係の質と量と強度について。


    ヤノベケンジ



    内 容
    ラウンドテーブル形式で参加者が自由に発言するフリーディスカッション。
    おもに、次の2点をトピックに話を進める。
    ○アーティストが思う、日本の芸術文化振興(政策)について
    ○アーティストの視点からみたアートNPOとは

    主 催
    NPO法人アートNPOリンク

    協 力
    NPO法人こえとことばとこころの部屋、NPO法人remo(予定)